刀 武州住近江守藤原継平(初代)
(ぶしゅうじゅうおうみのかみふじわらのつぐひら)
寛永十一年二月廿二日(一六三四)


Katana:Bushuju Ouminokami Fujiwarano Tsuguhira



新刀・武蔵 江戸前期



刃長:73.8(二尺四寸四分弱) 反り:0.8 元幅:3.20
先幅:1.82 元重ね:0.75 先重ね:0.43 穴3




鎬造り、鎬高く庵棟低め、中切っ先。 表裏棒樋を茎途中で掻き流す。 鍛え、板目に杢目を交えて良く詰み、地色やや黒みを帯び、地沸微塵に厚く付き、細かな地景繁く入り、地鉄精良。 刃文、直湾れ調で小互の目を交え、刃縁沸匂い深く明るく冴え、刃中葉、小足入り、繊細な金筋、砂流し掛かる。 帽子、直調で先僅かに掃き掛け返る。 茎磨り上げ、先栗尻、鑢切り。 銅に金着せ二重ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。  



【コメント】
近江守継平は、越前下坂一派出身、同銘が数代に渡ります。紛らわしいことに、同派には、ほぼ同時期に近江守継廣もいますので、混同しないようにご注意下さい。
本工はその銘振りからして初代、寸法二尺四寸四分弱、反り浅めに付いた典型的な寛文新刀スタイル、これでも二寸以上磨り上がっています。
極めて良く詰んだ精良な地鉄は、地色やや黒みを帯び、地沸がびっしりと厚く付き、直湾れ調で小互の目を交えた焼き刃は、刃縁の沸匂い一際深く明るく冴えています。
決して豪壮な姿ではありませんが、地刃すこぶる健全で出来抜群、これぐらい地刃冴え渡る継平はまず見ません。
ただ日刀保でも物議を醸しているのが、この年紀、前所有者が鑑定に出した所、『銘に研究の余地あり。』となったそうです。
その鑑定結果に付いて説明を求めた所、『出来、銘振りからして初代作で問題ないが、年紀で引っ掛かった。』とのこと。『これまでの定説では、初代継平は、越前康継(江戸三代)の門人で、寛文~貞享頃の刀工とされており、寛永十一年では年代が合わない。この年紀を認めてしまうと、これまでの定説が覆ってしまうので、今の所は認められないが、将来的には認められる可能性がある。仮に年紀がない場合、若しくは寛文年紀ならば、文句なく特別保存まで付きます。』との回答があったそうです。
現時点では年紀が障害となって鑑定が付きませんが、偽銘ではありません。とにかく刀が素晴らしい、この地刃の出来をご覧頂ければ納得して頂けるでしょう。金着せ二重ハバキが付いて、研ぎも良いです。
これまでの定説を覆す可能性を秘めた貴重な年紀入り作、近江守継平の優品です。














【売約済】商品番号:P-141 刀 武州住近江守藤原継平(初代) 寛永十一年二月廿二日(一六三四)

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