刀 丹後守兼道(二代)
(たんごのかみかねみち)
元禄十四年八月日(一七〇一)


Katana:Tangonokami Kanemichi



新刀・摂津(武蔵) 江戸前期 業物
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:86.8(二尺八寸六分強) 反り:0.8 元幅:3.27
先幅:2.14 元重ね:0.63 先重ね:0.53 穴2




鎬造り、鎬低め、庵棟尋常、中切っ先やや詰まる。 鍛え、板目に杢目を交えて良く詰み、所々流れ心に肌立ち、地沸厚く付き、地景良く入り、地鉄良好。 刃文、互の目乱れを主体に、大互の目、小互の目、湾れを交えて濤瀾風となり、刃縁良く沸付いて匂い深く、刃中金筋、砂流し頻りに掛かる。 帽子、直調で焼き深く、先掃き掛け返る。 茎生ぶ、先刃入山形、鑢切りと筋違い。 銀に金鍍金二重風ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り(割れ有り)。



【コメント】
二代丹後守兼道は、初代の子で、元禄年間には江戸でも鍛刀しています。
年紀作は僅少ですが、元禄、宝永年紀の作が僅かに残されています。因みに、初代は、京二代丹波守吉道の次男で、寛文十二年、七十歳没。
初代が三品鍛冶伝統の簾刃、菊水刃がまま見られるのに対して、二代には、濤瀾風大互の目、匂い出来の直刃調の作など、大坂新刀風の作が多く残されているのが大きな特徴です。
本作は、寸法二尺八寸六分強、反り浅く付いた長尺刀、同工の真骨頂とも言える濤瀾風互の目乱れで、元禄年紀も大変貴重 、同工年紀入りは本誌初掲載です。
二つずつ連なる互の目と三つずつ連なる互の目を織り交ぜるのが同工の手癖ですが、本作にはそれが顕著に見られます。これだけ長尺ながら、地刃健全で大きな疵なく、良く出来ています。
同工には重要刀剣指定品が何振りかあり、その中で第四十七回指定品に大坂城代青山家伝来品の一振りがありますが、これが本作と寸法、反り、出来、目釘穴の位置までほぼ同じであるため、一見同じものかと錯覚します。
当時の大坂城代と言えば、津田助廣の後援者として有名な青山因幡守宗俊のことです。
同家に伝わる新刀の作は、長大なものが多いことで有名、故に本作は、その注文打ちのために何振りか鍛刀した内の一つと鑑せられます。
二代丹後守兼道の代表作となる佳品です。














【売約済】商品番号:P-233 刀 丹後守兼道(二代) 元禄十四年八月日(一七〇一) 特別保存刀剣鑑定書付き

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