短刀 近江大掾藤原清宣
(おうみだいじょうふじわらのきよのぶ)
Tanto:Ohmidaijo Fujiwarano Kiyonobu
新刀 江戸初期
保存刀剣鑑定書付き

刃長:27.1(八寸九分強) 反り:なし 元幅:2.62 元重ね:0.72 穴2
【コメント】
清宣は、高天神兼明などと同様、美濃関七流徳永派出身、初め兼宣と銘じ、慶長十六年に近江大掾を受領、清宣へ改めました。翌慶長十七年には近江守へ転じています。
年紀作に見る活躍期は、慶長十七年から寛永三年まで、二代は初め備中掾で、後に備中守受領、三代は受領せずで、これ以降、清宣銘は見られません。
本作は、初代清宣の短刀、寸法八寸九分強 三つ棟で重ねガシッとしたスタイルです。
前述したように、『近江大掾』銘は、慶長十六~七年にしか見られない希少な銘振りです。
板目に杢目、流れ肌を交えた綺麗な地鉄、湾れ乱れ調で一部互の目交じり刃は、刃縁小沸付いて締まり気味となり、刃中繊細な金筋、砂流し掛かっています。
少し肌荒れのような箇所もありますが、この銘振りは初見で、本誌初掲載、資料的な価値もかなり高いと思われます。
清宣一門は、善定派の兼門一門と共に、新刀関鍛冶の棟梁格を務めた名門、美濃刀コレクションとしては、絶対に押さえて下さい。


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