刀 齋藤雲平騰佩刀 固山宗兵衛宗次作
(こやまそうべえむねつぐさく)
天保九戊戌年八月
同年十一月九日於東都獄舎 山田五三郎試之軒(斬)両車


Katana:Koyama Sobe Munetsugu



新々刀・武蔵 江戸末期 拵え付き 専用木箱付き
特別貴重刀剣認定書付き




刃長:67.0(二尺二寸一分) 反り:1.7 元幅:3.12
先幅:2.36 元重ね:0.83 先重ね:0.60 穴1




鎬造り、鎬高く庵棟低め、中切っ先。 表裏共に二筋樋を丸留めにし、腰元に表は櫃内に滝不動、裏は下り龍の彫り。 鍛え、小板目肌沈み勝ちに詰み、所々細かに肌立ち、地沸付き、地鉄良好。 刃文、互の目丁子乱れを主体とし、焼きが密に詰まり、刃縁良く沸付いて匂い深く明るく締まり気味、刃中互の目足長く入り、金筋砂流し掛かる。 帽子、直調で焼き深く、湯走り掛かり、先小丸に返る。 茎生ぶ、浅い入山形、鑢化粧大筋違い。 銀に金着せハバキ。 時代研磨(薄サビ、ヒケ有り)。 白鞘入り。
打ち刀上拵え(江戸後期 全長97 柄長22.5 鞘 黒の呂鞘 鯉口下四寸一分刻みに笹模様刻み蒔絵 こじり、栗型は四分一研磨地 下げ緒、金茶と紺二色に桐模様あり 柄 親鮫に黒柄巻き 縁頭、赤銅魚子地、据文金色絵、唐草に桐紋散らし図 鍔 赤銅魚子地丸形、耳に据文獅子牡丹金色絵散らし)付き。



【コメント】
本作の銘は、一見、上手に切ってありますが、同工の天保年間の銘と比べて、鏨の荒さが目立ちますので、ちょっと厳しいでしょう。現状は、昭和二十九年の古い認定書が付いています。
互の目丁子乱れを主体とした刃は、焼きが密に詰まり、刃縁明るく締まり気味、刃中互の目足長く入り、金筋、砂流し掛かるなど、出来はこの頃の典型的な作風を示しており、腰元に表は櫃内に滝不動、裏は下り龍の彫り、刀は健全で、大きな欠点はありません。
茎表には所持者銘、裏には七代目山田浅右衛門吉利こと、山田五三郎の截断切付銘まであります。これで銘が良かったら大変です。仮にダメでも、時代の良い拵え、専用木箱も付属しており、楽しめます。
















【売約済】商品番号:Q-201 刀 齋藤雲平騰佩刀 固山宗兵衛宗次作 天保九戊戌年八月 同年十一月九日於東都獄舎 山田五三郎試之軒(斬)両車 特別貴重刀剣認定書付き 拵え付き 専用木箱付き

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