
商品説明
世界が未だ無限の拡がりをもっていた頃、遙かな南の海の彼方から珍稀な文物をもたらす異形の大船や、それに乗って来る不可思議な言語、習俗をもつきらびやかな服装の人々は、遠い異国への強い憧れと夢をかき立てる存在であった。 憧れは身近な品々のデザインに取り上げられ、人々の生活に彩りを加えた。 武士の魂と云われる日本刀を飾る鐔もまたその一つであり、現在「南蛮鐔」と汎称される数々の作品は当時の人々の憧れと、熱い想いと夢を物語ってくれる。 「はじめに」より 吉村滋太(よしむら・しげた) 1940年東京に生まれる/ 立命館大学文学部卒/ 京都大学人文科学研究所/ 京都大学工学部勤務/文化庁鉄砲刀剣類登録審査委員/ (財)日本美術刀剣保存協会京都府支部支部長
商品仕様
| 製品名: | 南蛮鐔 あこがれのデザイン A5版 108ページ(カラー・モノクロ) 著者:吉村滋太 発行:松雲社 1998年刊行 |
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