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社長あいさつ

日本の歴史は刀の歴史、日本刀は私達日本人の心の故郷(ふるさと)です。

  いにしえより、日本の社会は懐が深く、町人、百姓が絶えず武家となり、又武家が町人、百姓となって何の違和感も無い国でした。為政者の意図により、刀の長さが制限された時期はあっても、基本的に四民の腰間、懐には常に刀があったのです。日本刀無くして日本の歴史は語れません。

 刀剣が、今尚あまねく大和おのこの血を騒がすのは、それが一部権力者の象徴であったからではなく、『命惜しむな、名を惜しめ』、万民の心打つ清烈な日本精神の体現であるからに他なりません。日本刀は美術品であることも一面事実ですが、本来我々日本人にとっては、今この時、己の体内を滔々と流れる血の証なのです。骨董、美術趣味の有無に係わらず、刀が広く日本の各層の人々を魅了して止まない由縁がここにあります。

  敗戦後、日本人は武器としての日本刀を他国に没収されるという悲劇に直面しました。日本刀を奪われるということは武士(日本人)にとって魂を抜かれることと同じです。
一家に於いて、日本人にとって、最も崇高な宝であった日本刀を、何とか守ろうとし、美術品という名目で訴える事により、何とかその悲劇を免れたのです。しかし、何千振りという非常に貴重な日本刀が未だ行方知れずという悲しく耐え難い事実があります。現在日本では、美術品としての登録証のある日本刀の所持は許可されています。登録証の無いものは売買は勿論の事、所持も禁止されています。(弊社で販売している刀剣は必ず登録証が着いております。)

 今改めて日本刀を考えると、日本刀は他国に類を見ない非常に優れた鉄の芸術品であり、刃物の最高峰です。折れず、曲がらず、良く切れるという武器本来の機能性を追及した結果がこの洗練された日本刀の地鉄、姿、刃文なのです。
  日本人であるのに、ナイフや包丁等他の刃物と日本刀を同じ位置付けに考えている事はとても悲しいことです。日本刀は刀匠により鍛錬され、研ぎ師により研ぎ澄まされた渾身の結晶であり、自分の魂なのです。日本刀はむやみやたらに物を切ったり人を傷つけたりするものでは無く、身を守る武器であるとともに精神的なよりどころであり、「武士道」の象徴なのです。古来より日本刀を抜く時は自分が死ぬか、相手が死ぬか、そういうものであり、お粗末なものでは無いのです。

  日本刀は決して難しいものではありません。是非家宝に、資産に、高尚なご趣味にそして現代の侍の魂として日本刀を持たれる事をお勧めします。日本刀の魅力を存分に味わって頂き、感動し、啓発され、癒され、楽しんでいただければ幸いです。

日本刀について分からない事が御座いましたら何でもお気軽にお問合せ下さい。

いつの日か日本刀が一部の識者のみの楽しみでなく、私共日本人各人が理解し、何の違和感も無く一家に必ずあるものとして広まる事、日本人の本来あるべき姿に帰る事を望んで止みません。
日本刀は私達日本の誇りです。

代表取締役 村上 和比子

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